映画の推薦
2018年
「12か月の未来図」(ニューセレクト)フランス
パリのトップ高校のインテリ教師が、ひょんなことから郊外の問題児ばかりの学校に、1年間の約束で赴任する。ドラマ。社会的視野を広げ、他者への想像力を醸成する作品として年少者(中学生以上)向けに推薦します。
「ヒューマン・フロー 大地漂流」(キノフィルムズ)ドイツ=アメリカ=中国
中国の現代芸術家アイ・ウェイウェイが23ヵ国に及ぶ難民たちの旅を追う。ドキュメンタリー。社会的視野を広げ、他者への想像力を醸成する作品として年少者向けに推薦します。特に中学生・高校生に推奨します。
「僕の帰る場所」(E.x.N)日本
日本で育った6歳のカウンは、難民申請が認められず家族でミャンマーへ帰国する。だが、日本と何もかも違うヤンゴンでの暮らしに少年は孤独感を募らせていく。ドキュメント・タッチのドラマ。社会的視野を広げ、他者への想像力を醸成する作品として年少者(中学生以上)と保護者向けに推薦します。
「こどもしょくどう」(パル企画)日本
小学校5年生のユウトは、河原で父親と車上生活をしているミチルとヒカルの姉妹に出会い、実家の食堂に連れて来るが……。ドラマ。厳しい状況におかれた子どもたちの葛藤や交流をとおして、子どもを取り巻く社会状況の問題が描かれており、保護者同伴での鑑賞が望ましく、社会的視野を広げ、他者への想像力を醸成する作品として、保護者と年少者向け(中学生以上)及び保護者向けに推薦します。
「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」(ハーベストフィルム/東京テアトル)日本
大学生の典子は母のすすめで従姉の美智子とともに、自宅近くの茶道教室に通いはじめる。ドラマ。社会的視野を広げ、他者への想像力を醸成し、知識・教養を養う作品として年少者向けに推薦します。
「泣き虫しょったんの奇跡」(エフ プロジェクト/東京テアトル)日本
小学校5年生の晶司と悠野は将棋に夢中で、町の将棋道場に通っては腕を磨いている。中学生になった晶司は奨励会に入会してプロの棋士をめざすが……。ドラマ。社会的視野を広げ、他者への想像力を醸成する作品として年少者向けに推薦します。
「旅猫リポート」(松竹)日本
悟は5年間 一緒に暮らしてきた元・野良猫のナナを、とある事情で手放さなくてはならなくなり、貰ってくれる人を探しに旅に出る。1人と1匹のロードムービー。生命の尊さを自覚させ、愛情をはぐくみ、社会的視野を広げ、他者への想像力を醸成する作品として年少者向けに推薦します。
「パパはわるものチャンピオン」(パイプライン/ショウゲート)日本
ヒールレスラー・大村孝志は、息子の授業参観のために急ぎ学校に行こうとするが、途中階段を上ろうとしていた老女を助けていたため、息子の「将来の夢」の発表を聞くことができなかった。ファミリードラマ。社会的視野を広げ、他者への想像力を醸成する作品として年少者向けに推薦します。
「オンネリとアンネリのおうち」(アット エンタテインメント)フィンランド
正直者の女の子オンネリとアンネリは、バラの木夫人から小さな家を買い、夏休みの間暮らし始め、様々なご近所さんに出会う。ファンタジー・ドラマ。社会的視野を広げ、他者への想像力を醸成する作品として年少者向けに推薦します。
「野球部員、演劇の舞台に立つ!」(京映アーツ/パンドラ)日本
野球強豪校の八女北が県大会初戦で負けてしまい、やることのなくなった部員たちに、演劇部から、コンクールに出るための助っ人の申し込みが入る。ドラマ。社会的視野を広げ、他者への想像力を醸成する作品として年少者向けに推薦します。
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